LIFE WITH POMERANIAN ✿

ポメラニアンのブラッシングの正しいやり方・コツとNG行為

みな
みな
うちのぽめ、ブラッシングするといつも嫌がって逃げちゃうんです…。正しいやり方ってあるんでしょうか?

ポメ博士
ポメ博士
実はブラッシングには「手順」と「コツ」があるんです。正しいやり方を身につければ、嫌がる子でもずっとラクになりますよ。

ぽめ
ぽめ
ちゃんとしたやり方があったの!?

ポメラニアンのブラッシングは、被毛の健康を保つために欠かせないケアです。でも「なんとなくブラシをかけている」だけでは、実は毛を傷めたり皮膚に負担をかけてしまうこともあります。この記事では、ポメラニアンの被毛に合った正しいブラッシングの手順・コツと、やりがちなNG行為をわかりやすく解説します。

なぜポメラニアンにブラッシングが欠かせないのか

ポメ博士
ポメ博士
まず「なぜブラッシングが必要か」を理解することが大切です。理由を知ると、毎日の習慣にしやすくなりますよ。

ダブルコートが毛玉・皮膚トラブルを招く

ポメラニアンはアンダーコート(下毛)とオーバーコート(上毛)の2層構造からなる「ダブルコート」の犬種です。このふわふわの豊かな被毛がポメラニアンの魅力ですが、ケアを怠ると深刻なトラブルにつながります。

  • 毛玉ができやすい:アンダーコートが抜け落ちずに絡まると、根元に毛玉が発生する
  • 皮膚に湿気がこもる:通気が悪くなり、皮膚炎の原因になる
  • 換毛期は特にリスクが高い:春・秋の年2回、大量のアンダーコートが一気に抜ける時期は毛玉が格段に増える

みな
みな
えっ、ブラッシングをさぼると皮膚炎になるんですか!?

ポメ博士
ポメ博士
毛玉が皮膚に密着すると蒸れて細菌が繁殖しやすくなります。早期発見・早期ケアのためにも、定期的なブラッシングが重要です。

ぽめ
ぽめ
かゆくなるのはいやだな…

ブラッシングの適切な頻度については、ポメラニアンのブラッシング頻度|毎日必要?週何回が正解?で詳しく解説しています。

ブラッシングに必要な道具を揃えよう

ポメ博士
ポメ博士
ポメラニアンのブラッシングには、3種類の道具を使い分けるのが基本です。
道具 用途 選び方のポイント
スリッカーブラシ アンダーコートをほぐし、絡まりを解く ピンが細かく、先端がボール付きのものが皮膚に優しい
コーム(目の粗い/細かい) 毛玉のチェック・仕上げ 粗目と細目の2段コームがひとつあると便利
アンダーコートブラシ 換毛期に抜け毛を効率よく取り除く ファーミネーターなどの抜け毛取り専用タイプが効果的

みな
みな
3種類も!どれから使えばいいんでしょう?

ポメ博士
ポメ博士
コームで状態確認→スリッカーでほぐす→コームで仕上げ、というのが基本の手順です。次でくわしく説明しますね。

ブラッシングの正しいやり方・3ステップ

ポメラニアンのブラッシングは「いきなりスリッカーをかけない」ことが大前提です。まず毛の状態を確認してから丁寧にほぐしていきましょう。

Step1 コームで毛の状態を確認する

ポメ博士
ポメ博士
まず目の粗いコームで全体をサッと通し、毛玉や絡まりがないかを確認します。コームが引っかかる部分が要注意です。
  • コームは毛の流れに沿って、根元から毛先へ向かって動かす
  • 引っかかりを感じたら、無理に引っ張らず手で優しく毛玉をほぐしてから再トライ
  • 耳の裏・脇の下・股の内側など、摩擦が多い部分は特に念入りに確認する

Step2 スリッカーで根元からほぐす

ポメ博士
ポメ博士
ポメラニアンのブラッシングで一番大切なのが、このステップです。アンダーコートをしっかり取り除くことが毛玉予防になります。
  • 毛を「分けながらかける」:上の毛をめくって、下の層(根元側)からブラシをかけていく
  • 力を入れすぎない:手首のスナップを使って軽く払うようにするのがコツ
  • 部位ごとに細かく進める:お腹→わき腹→背中→首まわり→しっぽの順に進めると漏れがない
  • 顔まわりは専用の小さなブラシか指で丁寧に:目の周りは特に慎重に

みな
みな
毛をめくって下からかけるんですね!今まで表面だけブラシかけてました…

ぽめ
ぽめ
そう!下の毛がモコモコしてるんだよ

Step3 コームで仕上げの通し確認

スリッカーブラシをかけ終わったら、最後に細めのコームで全体を通して仕上げます。コームがスムーズに通れば完成です。引っかかりがあれば、その部分だけもう一度スリッカーで丁寧にほぐします。

所要時間の目安は通常期で5〜10分。換毛期は15〜20分ほど見ておくとよいでしょう。

嫌がる子を慣れさせる3つのコツ

みな
みな
うちのぽめはブラシを見せるだけで逃げちゃうんですが、どうすればいいですか…

ポメ博士
ポメ博士
嫌がるのはほとんどの場合「慣らし方」の問題です。正しいステップで進めれば、必ず慣れてくれますよ。

  1. ブラシを「触らせる・においを嗅がせる」ところから始める
    最初からブラッシングしようとせず、ブラシを手に持って犬に自由に嗅がせる時間を作る。ブラシ=怖くないものという認識を先につける。
  2. おやつと組み合わせてポジティブな体験にする
    ブラシをかけた直後にごほうびを渡す。「ブラッシング→いいことがある」の条件づけを繰り返すと、自分から寄ってくるようになる子もいる。
  3. 嫌がったら無理せず即終了する
    嫌がっているのに無理に続けると、ブラッシングへの恐怖が定着してしまう。短時間(最初は30秒〜1分)で終わらせて、少しずつ時間を延ばすのが鉄則。

ぽめ
ぽめ
おやつがあればがんばれる気がする…

ポメ博士
ポメ博士
子犬のうちから慣らしておくのが理想ですが、成犬になってからでも根気よく続ければ必ず慣れていきます。

やりがちなNG行為

みな
みな
ブラッシングにもNGがあるんですか!?

ポメ博士
ポメ博士
知らずにやってしまいがちなNG行為が3つあります。ポメラニアンの被毛を守るために、ぜひ確認してください。

  • ❌ 乾いた毛玉をいきなりスリッカーで引っ張る
    毛玉に直接スリッカーをかけると、皮膚ごと引っ張ってしまい痛みを与えます。まず指やコームで毛玉をほぐしてから、スリッカーに移るのが正解です。
  • ❌ 力を入れて同じ場所を何度もかける
    スリッカーのピンが皮膚に当たり続けると「スリッカーバーン(皮膚の擦り傷)」が起きます。軽いタッチで、同じ場所は2〜3回を目安に。
  • ❌ シェービング(全毛刈り)はしない
    ポメラニアンのダブルコートを根元から刈ると、アンダーコートとオーバーコートの生え方が変わり、毛質が戻らなくなる「ポストクリッピングアロペシア(毛刈り後脱毛症)」のリスクがあります。夏の暑さ対策目的でのシェービングは避けてください。

よくある質問

ブラッシングはお風呂の前と後、どちらがいいですか?

シャンプーの前後どちらも行うのが理想です。シャンプー前にブラッシングして毛玉をほぐしておくと、洗いやすくなります。シャンプー後は乾かしながら、コームで毛並みを整えます。ただし、濡れた状態でスリッカーをかけると毛が切れやすいため、乾燥させてからにしましょう。

どれくらいの頻度でブラッシングすればいいですか?

ポメラニアンは通常期は週3〜4回、換毛期(春・秋)は毎日が理想です。毎日続けることで1回あたりの時間を短くでき、犬への負担も減ります。頻度の目安は犬の毛量や生活環境によっても変わるので、コームを通してみて毛玉ができていたらブラッシングのサイン、と考えるとよいでしょう。

換毛期以外は省略してもいいですか?

アンダーコートは常に少しずつ抜けているため、通常期にも定期的なブラッシングが必要です。さぼった分だけ毛玉が溜まり、換毛期に一気に深刻化するパターンが多いです。換毛期以外こそ「予防」として続けることが大切です。

子犬はいつからブラッシングを始めればいいですか?

迎えた日から慣らしはじめるのがベストです。最初はブラシを触らせる・体に当ててみるだけでOK。生後3〜4ヶ月ごろまでにブラッシングに慣らしておくと、成犬になってからのケアがずっとラクになります。

まとめ

ポメラニアンのブラッシングは、やり方さえ覚えれば難しくありません。大切なのは以下の3点です。

  • コームで確認→スリッカーでほぐす→コームで仕上げの3ステップを守る
  • 力を入れず、根元から「分けながらかける」
  • 嫌がったら即終了。短時間・ごほうびで慣れさせる

ポメ博士
ポメ博士
ブラッシングはポメラニアンとの大切なコミュニケーションの時間でもあります。正しい手順で、ふたりにとって心地よいルーティンにしていきましょう。

ぽめ
ぽめ
ぼくも気持ちよくなりたい!

みな
みな
よーし、今日から正しいやり方でやってみます!